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波乱万丈の経歴
将来の店長候補として外食業界へ入ったことで、私の社会人としての人生がスタートしました。その後、某フレンチレストランからヘッドハンティングを受け、そこで働きながらますますサービス業にのめり込んでいきましたが、更なる飛躍を目指してソフトウェア会社の営業職に。これならそれまでのサービス業の経験を活かすことができると思ったのですが、働きはじめてすぐに会社が倒産。あえて順風満帆だった航路を断ち、新たな決意と目標を抱いて走り出したばかりだったのに。
でも…･広い海に一人投げ出されたようで、２４歳にして将来の道を見失いかけていた時、家族が手を差し伸べてくれたのです。そして、保険代理店業をしていた父親の導きで、私も同業界へ飛び込みました。
再び人生の大きな転機が訪れたのは、経験を積み、独立して代理店業を営んでいた頃。母親がガンに侵されていることが発覚したのです。しかも末期でした。闘病生活の甲斐なく、間もなく他界。その時、改めて家族の大切さを知り、それまで別々に代理店業を営んでいた父親と共同で事業に取り組むことに。
後に「自分の力を試したい」という思いを抱きはじめ、那須社長と出会い、その魅力に惹かれて現在に至るわけですが、これまでの様々な経験は私にとっての大きな財産です。
剣業一致”の精神で日々精進
私の根本を形成しているのが、小学校３年生の頃から精神鍛錬のために始め、今でも続けている剣道。
剣道からは実に多くのことを学びましたが、なかでも常に意識しているのは“剣業一致”の精神。生活の原点は家族であり、生活に華を添えて楽しくしてくれるのが友である。そして、それらすべてを守ってくれるのが国である。ゆえに、「国のために血を流し、家のために汗を流し、友のために涙を流す」という教えです。
この教えを胸に、今後は、剣の道に更なる磨きをかけ、また仕事の面においては顧客満足度の向上を目指し、そして生活面においても悔いの残らぬよう、一瞬一瞬を懸命に生きていきたいと思います。
