誰でもわかるOFFSIDE! NOT OFFSIDE! 

CASE1

攻撃Aはオフサイドポジションにいるが、
パスに対して動かなかった。
攻撃Bはオンサイドポジションから
走りこんだ。

攻撃Aは守備側DFの邪魔もしていない。

NOT OFFSIDE


このケースで攻撃Aがボールを追いかけ
ボールに触れた場合はオフサイドとなる。
また、守備側DFの進路を妨害するなど
した場合もプレーに関与したことになり
オフサイドとなる。

CASE2

攻撃Aはハーフウェイライン手前から
走りこんだ。

敵の2人目よりも前にいるが、パスが
出た時点では自陣にいたので、
オフサイドにはならない。

NOT OFFSIDE
CASE3

攻撃Aはオフサイドポジションにいる。
攻撃Bはシュートを打った。

攻撃AはGKの邪魔をしたりするなど
関与していない。

NOT OFFSIDE


このケースで、GKのまん前に攻撃Aが
立っていたりすれば、GKの視界を遮っ
たことで、プレーに関与したとされ
オフサイドになる。
CASE4

攻撃Aはオフサイドポジションにいる。
攻撃Bはシュートを打った。

攻撃Bの放ったシュートをGKがはじき、
オフサイドポジションにいた攻撃Aが
シュートをした。

OFFSIDE


攻撃Aはオフサイドポジションにいる
ことで利益を得たことになる。
このケースがGKではなく、ゴールポスト
やバーに当たった場合も同様に
オフサイドになる。
CASE5

攻撃Aはオフサイドポジションにいるが、
ゴールキックなので、オフサイドには
ならない。

NOT OFFSIDE


ゴールキック、コーナーキック、
スローインにはオフサイドがない。
その他、直接フリーキックや間接フリー
キックにはオフサイドがあるので、
ご注意を!!
CASE6

攻撃Aはオフサイドポジションにいる。
攻撃Bからパスが出た。

OFFSIDE

明らかにオフサイドであるが、このケース
で審判がオフサイドの反則を取るのは
どのタイミングになるのか???

攻撃Bの出したパスに対して攻撃Aが
ボールを追いかけた時、プレーに関与
したと見なされオフサイドとなる。
副審がフラッグを上げるのは、攻撃Aが
ボールを追いかけた時点である。

そのため、もし、攻撃Aがボールを追い
かけなかった場合はオフサイドではない
ので、フラッグを上げてはならない。

つまり、攻撃Aがボールを追いかけるか
追いかけないかを待って判断すること
が必要となるため、自然とフラッグを上げる
タイミングは遅くなる。

攻撃Bがボールを蹴った瞬間に判断して
はならないことに留意する。
CASE7

攻撃Aはオフサイドポジションにいる。
攻撃Bはオンサイドから走りこんだ。

攻撃Aはボールを追いかけたが、ボール
には触れず、攻撃Bが後方から走りこんで
ボールに触れた。

NOT OFFSIDE


このケースが一番判断の難しいプレーと
なると思われる。
攻撃Aがボールに反応して動いているが
オンサイドの攻撃Bの存在があるため、
攻撃Aがボールに触れるか、相手DF・GK
のプレーの邪魔をしたりしない限りは
オフサイドにならない。

そのため副審はプレーをしっかりと見届け
たうえで、判断する必要がある。
もちろん、攻撃Bの存在が無ければ、
攻撃Aはボールを追いかけた時点で
オフサイドの反則となるので、フラッグを
上げなければならない。
CASE6

攻撃Aはオフサイドポジションにいる。
攻撃Bからパスが出た後に、
オンサイドポジションでボールに触れた。

OFFSIDE


いわゆる『戻りオフサイド』である。
リスタートは攻撃Bがパスをした時に
攻撃Aがいた場所であることに注意する。
(ボールに触れた場所ではない!)